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ニコニコ動画とSynvie

こんにちは.お久しぶりです.


このブログを放置しすぎるのは良くないのではないかと思い,月一ぐらいで頑張って更新していこうと思います.そして恐れ多くも,ニコニコ開発者ブログの該当記事にいまさらながらトラックバックを付けてみます.


さて,少し前の記事になりますが,ニコニコ動画の開発者ブログにてSynvieが紹介されていました.ニコニコ動画を開発する上で参考になされたということで,具体的にどのような経緯で開発に至ったのかが良く分かる内容となっており,未読な方で,ニコニコ中毒者な方はご覧になられると良いと思います.


お盆ですね  というか、また障害発生、すみません : ニコニコ動画開発者ブログ


要点をまとめると,ニコニコ動画の人たちは当初,ネットライブ構想というネット上で実際にライブを見ているような臨場感を得られるサービスを実現しようと考えていた.そのためには,MMORPGに似た非常に大規模なシステムを構築し,とてもコストの高いシステムであった.しかしながら,大規模なシステムをいきなり作り始めるのは時間的に厳しいものがあり,まずはsynvieと同レベルのことをやって,非同期ライブでどれぐらい面白くできるかを検証しようということになったようです.


つまり動画の時間軸上にコメントを付与する仕組みは,当初過渡期的なシステムであり,様子を見ながら随時改善していこうとしたところ,一発で大当たりしてしまった・・・ということころでしょうか(笑


ここでニコニコ動画の素晴らしい点は,「動画の上にコメントを表示することをメインにする」というアイデアです.これにより,動画に参加しているという擬似的な臨場感を得ることが出来,よりコメントのエンターテイメントとしての価値を前面に押し出したことになります.Synvieでも擬似的に動画の上にコメントを付与できましたが,(Synvieでは,Windows Media Playerで実装されているため,動画画面上にコメントなどのオブジェクトを付与できないという実装上の都合から,静止画像にコメントを付与する形式をとっている) 画面横とか下にコメントを出すという機能を捨てたというところに潔さを感じます.このあたりがライブ感を演出したいという当初の「ネットライブ構想」が生きている気がしました.


ただ,ニコニコ動画で実現されている機能は,僕らがSynvieで提唱したネット上で動画を効率よく扱う仕組みの4つの機能うちの1つ(Annotation機能)しか実現されていません.


その4つとは


  • Permalink: 映像の任意のシーンを一意のURIで表現できること
  • Annotation: 映像の任意のシーンにコメントを投稿できること
  • Quotation: 映像の任意のシーンを部分引用できること
  • XML Feeds: Annotation(コメント)や引用情報をXML形式で配信できること


僕の書いた論文では,QuotationはTrackbackとして表現されているかもしれません.


ちなみにAnnotation機能も,ニコニコ動画方式のコメント投稿も実装例の一つに過ぎず,もっと壮大なものです.ニコニコ動画方式のコメント投稿機能 = Annotationというと,教授に叱られてしまいますので,そうではないと付け加えておきます.


しかしながら,これらの4つの仕組みを実装できれば,今以上にニコニコな世界が待っているのです.それぞれの仕組みは・・・面倒なので,また今度説明します.


続く.
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by mayasuke | 2007-10-21 17:58 | Synvie

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